小型二輪免許の入校式に行ってきた話

小型二輪免許の入校式に行ってきた話というタイトルが書かれた、青く柔らかなデザインのアイキャッチ画像。 フードデリバリー

生まれてから31年移動手段はずっと自転車と電車オンリーでした。
僕の住んでいるところは田舎なので、周りは車を持っていて当たり前。
でも僕は色々タイミングを逃してしまって免許を取らずにここまで来てしまいました。

今までも生きてこれたし、都会に出れば車もいらないだろうし
「まあ、このままでもいいかなー」と思っていたのですが、そんな僕に転機が訪れます。

ウーバーイーツの自転車に限界を感じた

自転車での配達も最初は新鮮で楽しかったんですが。
気づけば体力は削られ、効率も悪く、時給は1,000円ちょっと。
クエスト込でも割に合わない日が増えてきました。

しかも僕が稼働するエリアは家から2時間かかるんですよね…。

「根性があれば大丈夫!」って思ってたけどある日ふと

”俺何のために、こんなしんどい思いしてんだ?”

って我に返ったんです。

ウーバー自体は辞めたくなかった

「ウーバーやめようかな…」って一瞬頭をよぎったけど、
”好きな時間に働ける”というメリットをどうしても手放したくなくて…。

何かいい方法ないかなと調べていると
「ウーバーイーツは小型二輪で乗れるバイクがおすすめ」という情報をあちこちで見かけます。

でも免許の費用がな〜
僕がバイクの配達員にならなかった理由はこれ。

悩みに悩んだ結果…

よし!小型二輪の免許を取ろう!

費用は約180,000円。

正直、安くはない。
でもこのままだとジリ貧だし、思い切って入校を決めました。

教習所選びにも豆腐メンタル発動!

偏見かもしれないですけど、教習所って
怖いおっさんに怒鳴られたり、
嫌味を言われたりするイメージがありませんか?

折角高いお金払ったのに行かなくなるなんてことになったら、大変なのでね。
GoogleMapの口コミを頼りに徹底リサーチしました。

 GoogleMapの口コミいいですよね。
結構本音で書いてあって、全部が全部参考になりませんけどね。

一通り調べた結果、星5が並ぶ教習所を発見。
ちょっと遠いけど送迎もあるし、通えない距離じゃない。
うん!ここにしよう!

評判通り対応がすごく丁寧だった

受付の人の対応は口コミ通りすごく丁寧◎
説明もすごく分かりやすかったです。

すぐにも入校したかったんですが、直近の入校式が10日後とのこと。

すぐに入れるものじゃないんですね〜

そして入校式へ!

9:50開始の入校式。
その日は送迎バスを使わなかったので直行直帰です。
あんまり初対面の車とか待ってるの好きじゃないんですよね。

そんなことで朝は6時起き。
ウーバーイーツとかでいつでも起きていい日常を送っていたから、久々の早起き。正直眠たすぎて行きたくなかった笑

入校式の内容は以下のようなもの。

  • 校内のルールの説明
  • 適性検査(性格診断みたいなやつ)
  • 僕は免許持っていないので学科1

懐かしい空気に包まれた教室

椅子に座り、前にはプロジェクターに映された資料。
ポインターで画面を指しながら説明する教官の声。

手元には配られた新品の教本。
ふわっと香る、新しい紙の匂い。

ああ…大学っぽいな。

ふとそんなことを思いました。

大学に通っていた頃、
あの空間に何の魅力も感じていなかったはずなのに、
今日はなぜか少しワクワクしている自分がいました。

流されるままに入った大学では勉強は苦痛でした。
でも今日は「少し楽しいかも」って思えました。

小型二輪を取ったら、世界が広がるかもしれない

今まで移動=自転車が当たり前でした。

でも免許を取ってバイクを乗っている自分の姿を想像すると…
少し世界が広がる気がしました。

中学や高校のように目に入る漫画やアニメに心を踊らせる自分はもういない。
どんなものに触れても「あーまたこの感じか」ってどこか冷めていて。
心はもう枯れてるものだと思っていました。

実際20歳までで体感7割という説もあるくらいですからね。

でも今日新しいことをやって、少し楽しいと思える心が戻ってきました。

先が見えているようでやる気が出なかったり、挑戦することが怖くて動き出さなかったり。

ただただ行動していなかっただけなのかもしれません。

もしかしたらまだ心を動かすものがあるのかもしれませんね。

おわりに

この先どんな教習ライフが待ってるのか、まだ分からないけど、
「31歳からでも色々新しいことをしてみたい」と思った1日でした。

今後も教習で感じたこととかを書いていきたいと思います。