小型二輪ATの免許、怖くてやる気が消えかけたけど卒検目前まで来た話

日常

バイクの免許を取ろうと決めたのは、今年の4月。
ウーバーイーツの自転車配達に限界を感じていました。

「こんなに動いたのに報酬これだけか…」
「バイクさえあれば、もっと楽に稼げるんじゃないか?」

そんな気持ちで、小型AT二輪の免許を申し込みました。
4月は案外空いていて予約もすんなり取れたので、
「4月中にはサクッと免許取れるっしょ!」なんて軽い気持ちでいたんです。

でも──気がつけば、もう7月。

ようやく見極めと卒検を残すだけになりましたが、
ここに来るまで、かなり時間がかかりました。

バイクが“想像以上に怖かった”

初めてバイクにまたがったとき、想像と全然違っていました。
重いし、速いし、「こんなの本当に公道で乗るのか…?」という不安が一気に押し寄せてきた。

教習所のコースを走るだけで精一杯。
「自分には無理かもしれない」と豆腐メンタルが発動し、やる気がしぼんでいきました。

人に指摘されるのが異常に怖い

自分が動けなくなる最大の要因。
ていうか僕が思うに社会不適合者になった原因の全てだと思います。

  • 小さい頃から怒鳴られて殴られながら育つ
  • 幼稚園は工作ができないと「何でできないんだと怒られる」
  • 高校も自称進学校で、できないと怒鳴られる
  • 弱音を吐くと鼻で笑われる

詳しくは他で書こうと思うんですが、あんまり自分を曝け出せる環境ではなかったんですね。

分かってはいるんです。
「怒られても死なない」
「注意するのは否定しているわけではない」

頭では分かっていても「体は正直だな」ってやつで笑

心拍数が上がって、その事しか考えられなくなって、
その場から逃げ出したくなります。

怖いのは仕方がない。息を止めるように教習所に行った

「怖いのは仕方ない」と割り切って、
教習所に行く日は息を止めるような気持ちで通ってました

でも、不思議と行ったあとはスッキリすることが多かったです。
嫌なことが終わったという快感かもしれませんが、
「行ってよかった」と思える日がほとんどでした。

分かるようになれば、怖さも少しづつ消えていく。

最初は、操作も知識もあいまいで──

「これ通っていいの?どっちが優先だっけ?」
「ウインカーどこだっけ?あ!また消し忘れた!」

って感じでした。

でも回数を重ねるうちに、操作に慣れてきて
標識の意味も理解できるようになり、
コースを走るのが前よりスムーズになりました。

ここまで来たので、免許は取る!

僕は物事が全然続かないタイプで、
特に大学を中退してからは「どうせ自分は何やっても無理」って思考に支配されていました。

でも、今回は怖がりながらでもここまで来れた。

だから今回は、ちゃんと免許を取りたいです。


きぬまろのプロフィール
きぬまろ

31歳。メンタルお豆腐。大学を中退してからフリーターという茨の道を進んでいます。こんな自分でも楽しく生きられないか色々な仕事に挑戦中です。

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